

今回紹介する新製品ファミリは、33レベル・カレントセグメント方式により、高性能、高音質を実現した製品ファミリです。 バー・ブラウン独自のカレント・セグメント方式はオーディオ信号の源として非常にクリーンな定電流源を33系統用意しこれらの電流経路を差動スイッチングすることでDA変換をおこなうためアナログ回路の電源電流が安定しておりアナログGNDを汚さないためにピュアなサウンドを実現する一要因になっています、当然PSRR(電源リップル除去比)も高く電源品質の影響を受けにくい回路構成になっています。一般的なスイッチド・キャップDAC方式ではコンデンサーへの充放電を繰り返しDA変換をおこなうため電源電流は非常にノイジーなものとなりアナログGND回路での干渉も懸念されます。
これらの製品は最新アプリケーションであるBlu-ray-DVD・レコーダ、プレーヤをはじめとして、AVレシーバ、セットトップボックス、カーオーディオ等の最新アプリケーションに対応します。特に今回は実際のセット設計で問題となるクロック遷移状態等で発生するクリックノイズを避けるためのアナログ・ミュート機能、より操作しやすいSカーブ・デジタル・アッテネーター機能を内蔵しているためオーディオセットの設計が容易となります。
| 日時、場所 | 2008年11月17日 TI新宿本社 AVデモルーム |
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| 試聴手順 | ベストセラーDAコンバータであるPCM1753 2ch 106dB 差動出力DACを基準に、今回の新製品であるPCM3168 33レベル カレント・セグメントDACファミリを代表して、PCM1789 2ch 113dB 差動出力DAC、PCM1691 8ch 111dB シングル出力DACの評価ボードを用いて、それぞれを比較相対評価。![]() |
PCM1753は、聴きなれた音と言える。使用AVアンプ側の制約も影響しているかも知れないが、空間表現が出し切れていないように思える。
PCM1789は、全体的には良い音と言える。
アタック音の滲みが少なく、エネルギーバランスのバラツキが少ない。音域的には低音から高音までよく出ている。まとめると非常に感触のよい音の印象。
PCM1691は、PCM1789と同等の系統だが、明らかに見通しが良い。
ヌケのよさがよい分、ヴォーカルでのサ行がやや強調されるように感じるが耳障りではない。この辺りはどちらが本当か、判断が難しい。
全体的な印象は高橋先生と同じである。ピアノ再生ではPCM1789では今まで指がバラバラに動いていたのが、きちんと10本の指で鍵盤を叩いている正確な再生ができている。 PCM1789、PCM1691共に中級グレードと聞いているが、音質面では中~高級にも十分対応可能で、コストパフォーマンスに優れていると言える。
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33 レベル カレント・セグメント DAC 部ブロック図
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